消防職員の惨事ストレス初級研修 ご案内
本コースでは、総務省消防庁との共催で、全国の消防職員を対象にして、「消防職員の惨事ストレス研修」を開催しております。すでに5期を終え、 120名を超える修了生を送り出しています。修了生の多くは、消防現場や消防学校などで、惨事ストレスの対策立案や教育に携わっています。以下に同研修の案内文を紹介します。
1 本研修の目的
消防職員や警察官などの災害救援者が、悲惨な現場活動後にストレス症状(惨事ストレス)を起こすことは広く知られるようになっています。職員の惨事ストレス対策の必要性が認識されていますが、多くの消防本部では、身近に専門家がいない、研修の場がないなどの理由で、十分な対策を準備できない現状にあります。
本研修は、消防職員の惨事ストレスに関する知識の学習と、リラクセーションやグループミーティングの基礎的な実習などを通して、消防職員の惨事ストレス対策を推進する要員を養成することを目的とします。対象は、消防職員の惨事ストレス対策を担当する職員(原則として消防吏員か消防学校の教員)とします。実習を含むため、受講者定員は28名とします。
なお、本研修は、東京消防庁のデブリーファー養成研修及び、イギリス海軍の惨事ストレス対策(TRiM)における研修内容を骨格にしています。講師の多くは東京消防庁などで講義や実習を講じた経験をもっています。
2 会期・会場
- 会期
- 平成22年度は年2回の実施を予定しております。
- 会場
- 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町3-25-1 筑波大学神保町校舎
アクセスマップ
3 研修の構成
講師紹介(講義順・敬称略・予定)
松井 豊 筑波大学人間総合科学研究科 教授 社会心理学(惨事ストレスなど)
小玉正博 筑波大学人間総合科学研究科 教授 健康心理学
畑中美穂 名城大学人間学部 助教 社会心理学(会話研究など)
田中輝美 筑波大学人間総合科学研究科 准教授 臨床心理学(カウンセリングなど)
笹川真紀子 武蔵野大学 講師 臨床心理学(外傷臨床など)
坂上頼子 オフィスかけはし 主宰 臨床心理学(臨床動作法)
丸山 晋 淑徳大学 教授 精神医学
東京消防庁支援デブリーファー
カリキュラム(予定)
1日目
9:00- 9:10 オリエンテーション(コース代表挨拶) 507k教室
9:10-10:40 ストレスの基礎理論(小玉)
10:50-12:00 惨事ストレスとは(松井)
13:00-14:00 惨事ストレス反応の理解と把握(畑中)
14:10-15:50 傾聴の基礎実習(田中)
16:00-17:20 惨事ストレス対策(畑中+松井)
17:20-17:30 ディスカッション(松井)
2日目
9:00- 9:20 国の取り組み(総務省) 507k教室
9:20-10:20 惨事ストレス対策(松井)
10:30-12:00 外傷体験への介入(笹川)
13:00-14:50 外傷体験の聴取実習(笹川)
15:10-17:10 臨床動作法(坂上)
17:20-17:30 ディスカッション(松井)
3日目
9:00-10:50 悲嘆過程(松井) 507k教室
11:00-12:00 グループミーティングの基礎理論(松井)
13:00-14:20 グループミーティング1 503,504,505,506,507k教室
(松井+東京消防庁デブリーファー)
14:30-15:30 外傷体験の精神医学(丸山)
15:40-17:10 グループミーティング 2
(松井+東京消防庁デブリーファー+丸山)
17:10-17:30 ディスカッション・修了
4 参加費
参加費(教科書代1,596円を含む)は、1名あたり25,000円となりますが、別途筑波大学から請求書が発行されます。納入期日の記載がありますので、期日までに指定の口座へ納付をお願いします。なお、振込手数料は各自ご負担下さい。
教科書はこの案内とともに、総務省からお送りいたします。
問い合わせ先
【受講料関係】03-3942-6231、6441 筑波大学ビジネス科学等支援室会計係
5 受付・所持品など
掲載略
問い合わせ先
総務省消防庁消防救急課
平成19年度科学研究費補助金 基盤研究のご報告
研究課題名:
若年無業者の自立支援・社会参加のための
心理教育プログラム開発に関する総合的研究
表題の研究に関する、ご報告ページをアップしました。
こちらよりご参照ください



