カウンセリングコースの学生生活

毛呂准子さん  第18期生 修士(カウンセリング)

06年春とにかく入学がうれしい。久しぶりの学生という身分が楽しい。知的刺激に溢れる授業が心地よい。ある意味、ハイな状態。先生方との懇親会や、2年生からのオリエンテーションがあった。先生方や2年生との距離が予想以上に近く、ありがたい。一方で、新しい生活、すなわち職場と学校の生活をこなしていくのが精一杯。新しい仲間が心の支え。

06年夏 新しい生活パターンも3ヶ月経ち、自分も周囲も慣れてきたところ。夏休みで一息つけるかと思いきや、様々なテーマの特講が開講される。つい欲張って登録してしまうところが社会人大学生。夏休みを実感できないうちに、夏もあっという間に過ぎてしまう。

06年秋夏の終わり頃から、疲れが見えはじめ、出席する顔ぶれもばらつき出す。夏休みに進めておくはずだった研究について、文献がなかなか読み進まない。授業では発表やグループ研究などが始まり、帰宅後も机に向かわなければならない。しかし大変な分だけ、得るものがあるもの。

06年冬 秋に続き、授業が楽しい。しかし、遅刻常習犯。同級生の発表を聴くと、これまでの自分の世界の狭さを知る。論文を読むコツもやっとわかってきた。12月、2年次からの指導の先生を決めるための研究室訪問が始まり、年明けに指導教員の先生が決定する。

07年春2年生が修了。1年後は自分も修了できるのだろうか。漠然とした不安を抱く。研究指導が始まる。指導を受ける楽しさ、自分のテーマを掘り下げる興奮とつらさを味わう。5月には2年次初の構想発表会。コース全員の各先生方と1年生の前での発表に緊張する。仕事で味わう緊張感とは異なる緊張感。

07年夏授業も少なくなり、仲間と会う機会も減り、自分との戦い。油断すると、仕事に追われ、研究が進まない。励ましあうための飲み会を企画。自分で自分にエンジンをかけ、進めていかないと進まない。あぁもっと研究に割ける時間があればと悔しい気持ちが湧いてくる。9月末の中間発表会を控え、がんばりどころ。筑波山でのバーベキュー懇親会も開かれるが、急な仕事で参加できず。

07年秋 質問紙調査の結果を統計分析。先輩や同級生のサポートに感謝する。指導教員の先生の親身の指導に恥じないようにがんばろうという意欲だけが頼り。論文を書き始めるが、なかなか思うように進まない。

07年冬~08年春 研究が進むと期待していたお正月休みにまさかの風邪。熱が下がらない。しかし指導教員の先生にコメントいただかなくてはと学校へ行く。予定が遅れる、なかなか仕上がらない。最後は、睡眠時間がこんなに短くても大丈夫な自分に驚く。入学時と同じある意味、ハイな状態。 結局前日に完成。最後に謝辞を書きながら、涙が止まらない。ここまでがんばった自分と支えてくれた人々に感謝の気持ちで感無量。締切当日は、学校で先に提出した人が、作業中の仲間を手伝う。締切直前に担任の先生が心配して電話を下さった。無事提出。ほっとするのも数時間、一週間後の口述試験の準備。口述試験は気合で乗り切る。

 仕事を通じ、漠然と持ち続けてきた問題意識を、先生方に導かれ、仲間に支えられ、なんとか修士論文という形にすることができました。修了を迎えた今、じわりじわりと達成感を味わっています。また、カウンセリングコースというあたたかく、恵まれた環境で、この2年間、自分自身の幅が広がったことも実感しています。