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筑波大学大学院 博士課程 人間総合科学研究科 学校教育学専攻
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教育工学
1. 専門研究領域の沿革
教育工学領域は、教育学研究科が2専攻の構成をとった昭和58年に発足した。歴代教授を、プログラム学習及びIT利用教育日米比較研究の川合治男教授、そして、筑波大学教育機器センターをその開設以来担当し教育機器事業を推進された渡邊光雄教授が教育方法学領域への移籍まで務められた。吉江森男教授が教育機器センター(平成16年度から情報環境機構学術情報メディアセンターに改組)担当を経て、大学における教育メディア利用、情報教育について実践的研究を行っている。
2. 在校生とその研究テーマ
2年:小嶋季輝、「学習サイバネティクス」
1年:張佳妮、「中国人留学生の学習意欲」
3. 入学者出身大学と勤務先
(1) 入学者出身大学:韓国釜山大学校、韓国全南大学校師範大学、タイ国コンケン大学、バーレーン国バーレーン大学、韓国高麗大学校、中国長春大学。
(2) 勤務先・職:韓国晋州大学校副教授、韓国全南第一高等学校教諭、タイ国コンケン大学教育学部中等教育副主任、バーレーン文部省教育メディアスペシャリスト。
4. 博士学位取得者
(1) 課程博士(課程博士規準)
白南権 児童生徒の学習メデイア利用に対する「先有知覚」に関する研究、1992、(渡邊光雄)
金在明 WWW英語資源を用いた外国語テキストのオーセンティシティに関する研究、2001、(渡邊光雄)
チャイチャルン・
スマリー
Effective Media-utility in Learning、2001、(渡邊光雄)
シャキル・ハサン・
ラシド
The Metamorphism from Physical to Psychological Distance in Distance Education、2002、(渡邊光雄)
李禧承 学校教育におけるハイパーメディア教材の利用に関する研究、2005、(渡邊光雄)
5. 在校生の声
国内の教育工学研究では、2種類の研究が主を成して行われている。「教育的な工学(Educational Technology)」に関する研究と「工学的な教育(Technological Approach to Education)」に関する研究である。前者では、教育の文脈における、工学技術による機器の開発や利活用、その効果要件を対象とする。後者においては、教授技術等のテクニカルな対象を扱う研究や、システマティックな手法を用いた教育学研究を行う。
本研究室では、教育メディア利用を専門とされる吉江森男教授の元、「教育的な工学」に関する研究を中心に、指導を広く深く受けることが出来る。さらに、隣接領域である教育方法学と共同で開催しているゼミを通じて、「教育的な工学」「工学的な教育」問わず、教育学の理論と実践における雄渾な研究から多くの示唆を受けることも可能である。
所属院生は、各々の研究関心に基づいて研究を進めている。現在、行いたいと考えている研究が、教育工学に関するもので、その探究心を現実の成果へと変える意欲のある方に入学を勧めたい。
(小嶋季輝、2年)
6. OB・OGの声
「教育学を柱とするテクノロジー活用」
 筑波大学の教育工学分野の特色を一行であらわしますと、「教育学を柱とするテクノロジー活用」といえます。言い換えると、教育学をベースとして、テクノロジーの活用だけでなく、そのテクノロジーによって教育の問題がいかに改善していくかまでを議論の対象とします。日ごろ教育学を愛し、また教育の問題を工学的アプローチによって改善したいと思っている方、是非とも挑戦してみてください。私の博士論文では、学校教育におけるハイパーメディア教材利用に必要な理論モデルを構成し、その理論モデルに基づくハイパーメディア教材利用の有効性を中等教育段階の学習者を対象として歴史学習において論証しました。(李禧承)
(2011.4.1)


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