外国教育史

外国教育史

担当教員

専門研究領域の沿革と概要

外国教育史研究室は、東京教育大学外国教育史研究室を前身とし、研究室の基礎を確立した梅根悟教授、さらにそれを継承発展させてきた長尾十三二、松島鈞、白石晃一、山内芳文の各教授の指導の下に、東京教育大学では約20名、筑波大学となってからでも約15名の学界の第一線で活躍する研究者を輩出してきた。また、筑波大学となってからの学位(博士)授与の状況は、課程修了によるものが4名、論文提出による者が14名である。山内教授が2007年に退官されたため、現在、専属の教員は1名のみである。

所属院生とテーマ

研究室活動の特色

毎週行われる講義や演習では、近年の学問の動向をにらんだ研究文献の講読を中心に行っているが、教育史ことに教育思想史・学説史研究にかかわる基礎訓練として、基本文献の講読にも力を入れている。もちろん、研究室所属の院生については、その研究テーマにかかわる文献を一緒に読んだり論文指導を行うなど、文字通りマン・ツー・マンのサポートが行われている。また月に数回、研究内容の討議が長時間にわたって行われることもある。

学生へのアピール

西洋教育史の研究は、テーマの設定に至る課題意識は各自多様であったとしても、その作業の実際は、通説の批判を目指してテーマを設定し、それにかかわる内外の先行研究にあたり、きちんと史料やテクストを読み、そのなかからわずかの「何か新しいもの」を掴み取るという作業の連続である。派手さはない。しかし、教育学の基礎研究としての意義は高く、これまで当然視されていた事実や言説、および解釈を別の角度から見つめ直して相対化することは、現代の教育の諸現象に新たな光を投ずることにもつながってくる。教育史研究のダイナミズムと面白さは、実にこの点にあると言っても過言ではないだろう。