岡本智周 (おかもと ともちか)
| 専門研究領域 | 教育社会学、共生社会学 |
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| 役職 | 准教授 |
| 取得学位 | 博士(文学) 早稲田大学 |
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| 個人ホームページ | http://homepage3.nifty.com/ubiquitous/index.htm |
早稲田大学第一文学部卒業、同大学大学院文学研究科社会学専攻修士課程修了、ニューヨーク市立大学クイーンズ校大学院応用社会学専攻修士課程修了、早稲田大学大学院文学研究科社会学専攻博士後期課程修了。
早稲田大学国際教育センター助手、日本学術振興会特別研究員を経て、2005年より筑波大学大学院人間総合科学研究科准教授。
教育社会学、共生社会学、比較社会学
ナショナリズム研究、共生社会研究
私の研究の主軸は、ナショナリズム論の系譜に位置づくものと考えています。ウルトラナショナリズムのみならず、世界をネイション単位で認識しようとする観念自体を研究対象とし、現代社会におけるその生成・維持・変容に対して、学校教育をはじめとする人間の教育的行為がどのように関与しているのかを理解することが目的です。
具体的な研究活動の柱は、以下のように立てています。
✥共生を促す教育的知識の探索と開発: 近代社会が生み出した社会的カテゴリがそのままでは機能せず、むしろ人間に対する新たな抑圧の根拠ともなっている後期近代において、教育的知識は素朴な啓蒙主義に拠ることはできません。そこでは社会的カテゴリ自体の組み換えが模索されており、共生に関する議論もその一環として行われています。教育的知識の変容に見られるこの組み換えを、社会学理論に照らして分析します。過去に科学研究費助成研究として「文化戦争以降の米国歴史教科書におけるジェンダー概念と社会統合の論理に関する研究」を行ってきました。
✥学校の社会的機能: 学校が社会に対して果たしている3つの機能――「社会化」「選別・配分」「正当化」――の実際を分析しています。その延長線上で、『学校教育と国民の形成』についてまとめようとしています。現在は、科学研究費助成研究「歴史教育が採用する語り口の諸類型と教育の社会化機能に照らした効用に関する調査研究」に取り組んでいます。
✥日米の教育とナショナリズム: 日米の歴史教科書問題を取り上げて、歴史教科書知識に表現されるナショナリズムの変容について分析しています。過去に科学研究費助成研究として「20世紀後半の学校教科書に表現された『歴史記述の意識』の変質に関する日米比較研究」「2001年以降の米国歴史教育における多文化主義と国民主義の相克と止揚に関する研究」を行ってきました。
✥日米の移民と社会統合: 日米の1965年以降の移民の動向と、ホスト社会による統合の論理の変化について分析しています。過去に科学研究費助成研究「日系ハワイ市民のナショナルアイデンティティの構成における多文化的教育経験の寄与」を行ってきました。
✥ナショナリズム論における近代主義と原初主義の相克の問題: 学術世界および日常生活世界において、近代主義的・道具主義的ネイション観が表明される時に投げかけられる諸々の問いについて、理論的に検討を行っています。拙著『国民史の変貌』の第1章が現在までのところの私自身の回答になっています。
✥ヒューマン・ケア科学の文化社会学: 科学研究で採用されている「共生」概念や種々の「社会的カテゴリ」について、その論理的基盤を検討する作業を行っています。その他、教育や福祉についての実証的研究として、早稲田大学リスク共有型共生社会研究所との共同の科学研究費助成研究「現代日本のリスク社会化環境における共生社会論のあり方と実践方法に関する実証的研究」を行っています。
『共生と希望の教育学』 分担執筆書、筑波大学出版会、2011.
「後期近代と、教育資源としての共生概念」『教育と文化』 64, 2011.
「「共に生きる力」をどう考えるか」『児童心理』 926: 37-41, 2011.
「ポストバックラッシュのジェンダー概念にみる教育的知識としての可能性――多文化共生を促す教育的知識の探索」『共生教育学研究』 4: 101-111, 2010.
「学校歴史教育における語り口の問題」『共生をめぐる問題系の確認と展開』 筑波大学共生教育社会学研究室: 53-58, 2009.
「異文化体験から共生という社会的行為へ」『教職研修』 449: 112-115, 2009.
「歴史教科書問題とその「克服」にみる〈ナショナルヒストリー〉の桎梏」『リスク社会化環境における共生社会論 ――問題系の確認と展開』 リスク共有型共生社会研究会: 12-36, 2009.
"Reflexive Historiography in Postwar Japan's World History Textbooks," Journal of Educational Research for Human Coexistence, 3: 1-13, 2008.
「歴史教科書におけるナショナルヒストリーの隘路と活路――日米の歴史教科書問題を事例として」『アメリカ史研究』 31: 38-55, 2008年.
『歴史教科書にみるアメリカ――共生社会への道程』 学文社、2008年.
『叙述のスタイルと歴史教育――教授法と教科書の国際比較』 分担執筆書、三元社、2003年.
『国民史の変貌――日米歴史教科書とグローバル時代のナショナリズム』 日本評論社、2001年、第1回日本教育社会学会奨励賞[著書の部]受賞.
日本社会学会、日本教育社会学会、日本教育学会、ソシオロジ(社会学研究会)、日本移民学会、日本社会学史学会、関東社会学会、社会調査協会 ほか
博士後期課程(ヒューマン・ケア科学専攻):共生社会学特別研究
博士後期課程(ヒューマン・ケア科学専攻):共生社会学演習
博士後期課程(ヒューマン・ケア科学専攻):共生教育学特講
博士後期課程(ヒューマン・ケア科学専攻):共生教育学演習
博士後期課程(ヒューマン・ケア科学専攻):ヒューマン・ケア科学方法論Ⅰ
博士前期課程(教育学専攻):共生社会学特講
博士前期課程(教育学専攻):共生社会学演習
博士前期課程(教育学専攻):共生教育学特講
博士前期課程(教育学専攻):共生教育学演習
博士前期課程(教育学専攻):教育学研究方法論C
修士課程(教育研究科):学校の社会学
修士課程(教育研究科):スクールリーダー実践研究
修士課程(教育研究科):スクールリーダー特別研究
修士課程(教育研究科):学習・生活支援コーディネータ実践研究
修士課程(教育研究科):学習・生活支援特別研究
学士課程(人間学群):教育社会学
学士課程(人間学群):教育社会学演習
学士課程(人間学群):共生教育学演習
学士課程(人間学群):教育調査実習
学士課程(人間学群):地域・国際教育原論
学士課程(人間学群):教育学研究法Ⅱ
学士課程(人間学群):人間フィールドワーク(共生教育社会学研究会)
学士課程(総合科目):ヒューマン・ケア科学への招待-2

