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國分麻里

こくぶ まり / Mari Kokubu

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役職准教授
専門研究領域社会科教育、歴史教育、朝鮮教育史
取得学位博士(教育学)
E-maileducation-kokubu [_] human.tsukuba.ac.jp
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経歴

筑波大学大学院人間総合科学研究科博士課程学校教育学専攻(社会科教育)修了

研究分野

社会科教育、歴史教育、近現代朝鮮教育史、日韓関係史教育、ジェンダー

研究テーマの概要

研究分野の中で、ここ数年特に研究を進めているのは以下の3つです。

1つ目は、近代朝鮮における朝鮮人児童生徒の生活や学びの実態を明らかにすることです。以前は植民地期の教師や児童生徒の歴史学習を探るために韓国での地域調査を行っていましたが、朝鮮戦争で史資料が燃えたり散逸したり、70年以上前の個人的な資料であることから、なかなかそうした史資料には出会えませんでした。しかし、その調査時に各学校で出された学校100年史など様々な史資料に触れる機会があり、植民地下での朝鮮人児童生徒の学校生活やそこでの学びに大きな関心を持ちました。昨年度からは、釜山地域を中心に植民地期の中等学校の生徒の様子を史資料から具体的に探っており、今年度はまとめていく予定です。

2点目は、社会科教育とジェンダーに関する研究です。日本の中学校・高校で社会科(地理歴史科・公民科)教員の中で、女性教員は多くありません。また以前より増えてはいますが、社会の半数を占める女性の姿が社会科教科書にたくさん描かれているとは言えません。なぜ社会科に女性教員が少ないのか、そのことが今の日本社会の現状や問題とどのような関係があるのか、などに大きな関心を持っています。こうした問題意識から2015年に社会科ジェンダー研究会を立ち上げ、『女性の視点でつくる社会科授業』(学文社、2018)の編集に携わりました。今年度も定期的に研究会を行ない、社会科教育とジェンダーについて考えていきます。

3点目は、東アジアという視点からの近現代関係史の教材作成と授業開発です。専門である日韓を中心に、東アジアの視点からの歴史教材および授業に興味があります。近年、政治・外交上で日韓関係は難しい時期を迎えており、今まで以上に相手国を知り、民間交流を積極的に進めていく必要性を感じています。今年度も、「境界」「地域」「人物」などに着目した日韓を中心とした歴史教材および授業を考えていきます。

主要著書・論文

・高吉嬉・國分麻里・金 玹辰編 『交流史から学ぶ東アジア-食・人・歴史でつくる教材と授業実践-』 明石書店、 2018。
・江口勇治監修、井田仁康・唐木清志・國分麻里・村井大介編 『21世紀の教育に求められる「社会的な見方・考え方」』 帝国書院、2018。
・升野伸子・國分麻里・金 玹辰編 『女性の視点でつくる社会科授業』 学文社、2018。
・共訳 『韓国の歴史教育-皇国臣民教育から教科書問題まで-』明石書店、2015。
・共訳 『日韓でいっしょに読みたい韓国史-未来に開かれた共通の歴史認識に向けて-』 明石書店、2014。
・単著 『植民地期朝鮮の歴史教育-「朝鮮事歴」の教授をめぐって-』 新幹社、2010。

所属学会、その他の研究活動

日本社会科教育学会、全国社会科教育学会、朝鮮史研究会、教育史学会など。

担当授業

【学部】
中等社会・地理歴史科教育法(教職)
社会科歴史指導法(教職)
アジア教育史
アジア教育史演習
教育学研究法(文献研究)

【大学院】
歴史教育論ⅠⅡ(教育研究科)
歴史教育学特講(教育研究科)
社会科教育学特講(地理歴史)(教育研究科)
歴史教育研究法ⅠⅡ(教育研究科)
社会科教育学実践演習(地理歴史)(教育研究科)
社会科教育学特講(博士前期)
教育学研究方法論A(博士前期)
社会科教育学研究法ⅠⅡ(博士後期)
学校教育学演習(博士後期)

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