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平井悠介

ひらい ゆうすけ / Yusuke Hirai

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役職助教
専門研究領域教育哲学
取得学位博士(教育学) 東京大学<2015年3月>
E-maileducation-youhirai [_] human.tsukuba.ac.jp
冒頭の「education-」を削除し、[_] を半角アットマークに置換してお使いください。
個人ホームページhttp://www.trios.tsukuba.ac.jp/researcher/0000003989

経歴

2000年3月 筑波大学 第二学群 人間学類(教育学主専攻)卒業
2006年3月 筑波大学大学院 人間総合科学研究科 教育学専攻 単位取得満期退学
2006年4月 鎌倉女子大学 児童学部 講師 のち准教授
2017年4月 筑波大学 人間系 助教

研究分野

現代英米圏シティズンシップ教育論と社会的平等に関する研究

研究テーマの概要

価値多元的社会における社会的平等のあり方と、求められる市民教育像とを探究しています。研究課題の核心に据えているのは、近代教育問題の超克、すなわち教育目的としての<個人の自由(の拡大)>と<社会的平等(の達成)>の価値対立の超克です。二項対立的な要素の調整の方法、およびそこに通底する理念の探究には、現代の社会状況や政治問題をふまえた考察が不可欠で、また、多様な価値観を有する他者との対話(政治的対話)の姿の考察が不可欠です。意見の不一致から意味ある成果を導く民主的意思決定に従事できる市民の育成について、現代社会の状況をふまえて考えるとともに、教育実践への応用を探究し続けています。同時に、これまでの市民教育研究では検討の外に置かれていた家庭の領域に焦点を当て、私的領域と公的領域の両側面から近代教育問題の超克について探究しています。

主要著書・論文

•『エイミー・ガットマンの教育理論―現代アメリカ教育哲学における平等論の変容―』世織書房、2017年2月
•「道徳教育とシティズンシップ教育の接合の可能性と課題」 『児童研究』第94巻、日本児童学会、2015年、pp.3-13
•「熟議民主主義の規範性と実現可能性―市民教育理論の文脈から排除問題を再考する―」 広田照幸・宮寺晃夫編『教育システムと社会―その理論的検討』世織書房、2013年、pp.341-358
•「『熟議民主主義』は何をもたらすか―多様性と統合の綱引き―」 宮寺晃夫編『再検討 教育機会の平等』岩波書店、2011年、pp.221-243
•「公教育の「正当性」論のための基礎研究―現代リベラリズムの視点から―」 『教育哲学研究』第103号、教育哲学会、2011年、pp.130-135
•「現代アメリカ合衆国のシティズンシップ教育理論と討議的民主主義―教育目的としての批判的思考の育成をめぐって―」 『教育哲学研究』第97号、教育哲学会、2008年、pp.176-181
•「教育における国家的統合と価値としての政治的平等―1990年代アメリカのリベラル派の市民教育理論に焦点を当てて―」 『教育学研究』第74巻第4号、日本教育学会、2007年、pp.104-115
•「グローバル化時代の市民教育とアイデンティティ―A. ガットマンの政治的教育理論に注目して―」 新井保幸・高橋勝編『教育哲学の再構築』学文社、2006年、pp.25-37
•「教育に対する国家関与と親の教育権限―エイミー・ガットマンの『討議的民主主義』理論の視点から―」 『教育哲学研究』第96号、教育哲学会、2004年、pp.178-183
•「現代アメリカ教育理論におけるCivic Education―多文化社会のシティズンシップと民主主義との関連に注目して―」 『教育学系論集』第27巻、筑波大学、2003年、pp.77-89
•「教育による公共性の創出―Amy Gutmannの『意識的社会再生産』概念を中心に―」 『近代教育フォーラム』第11号、教育思想史学会、2002年、pp.189-203

所属学会、その他の研究活動

教育哲学会、教育思想史学会、日本教育学会、日本児童学会、関東教育学会、筑波大学教育学会

担当授業

人間学群教育学類:教育哲学、教育哲学演習、教育基礎論(オムニバス)
人間総合科学研究科(博士前期課程)教育学専攻:教育哲学特講、教育哲学演習
人間総合科学研究科(博士後期課程)教育基礎学専攻:教育哲学研究法
全学教職課程:教育基礎学Ⅰ、教育基礎学Ⅱ

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