教育プロジェクトとしての取り組み(2007年度)

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インターンシップ報告会

学生が実社会を経験する機会としてインターンシップがあります。人間学群でも,何人かの学生がインターンシップを経験しています。インターンシップでの経験と大学での学びを結びつけることができたら,両方がより深いもの・広いものになるのではないか。学生のキャリア形成に役立つのではないか。そんな思いから,プロジェクトでは,人間学群のコア科目の一つである「キャリアデザイン入門」の時間を使って「インターンシップとサービスラーニング」の授業を行いました。行ったのは,2007(平成20年)2月13日。この科目は人間学群の必修科目ですので,1年生全員が受講しました。

全体の様子

授業では,まず,本学キャリア支援室の渡辺三枝子室長にお願いし,「インターンシップについて」お話いただきました。インターンシップでの職場体験は,社会を知る体験であり,いろいろな人との出会いの体験である。生活している人の中に身を置いて,自身の五感を使って物事を考えるところにインターンシップの意義がある。必ずしも将来の仕事に結びつける必要はない。生きた学びの場として,インターンシップを生かしていくことをお勧めする,というお話でした。

先生は,さらに,インターンシップの体験先選びやインターンシップの構えについてもお話されました。いろいろな機会が用意されているが,企業が皆さんを評価する機会に使われている場合もある。先方から評価されるだけでなく,皆さんも先方を評価するような姿勢で臨んでもらいたい。インターンシップでは,なぜ,行ってみたいのか,そこで何を知りたいのかが重要である。課題=taskを明確にもって出かけてもらいたい。現実の社会では,人が動き,ものが動いている。インターンシップには,動きのあるところを見る意味もある。思わぬものも見えてくるに違いない。開かれた心(open mind)で,好奇心をもって動きを見てきてもらいたい。記録することも忘れずに。もちろん,社会人としてのマナーも・・・,というお話でした。

倉田さんの写真

授業の後半は,実際にインターンシップを経験した二人の学生に体験談を語ってもらいました。一人は,2年生の倉田めぐみさん,今一人は,4年生の前田智史さんです。二人とも,インターンシップ先は,文部科学省です。

ここでは,倉田さんの話をまとめておきましょう。倉田さんは,「社会人としての経験をしてみたい」「『働く』とはどういうことかを考えてみたい」という理由で,インターンシップの受入れ先を探したそうです。頼りにしたのは,インターネット。そして,応募-決定。約1ヶ月間,朝6時半に起き,つくばから東京まで“出勤”。仕事が終わって帰宅するのが夜8時半という生活を送ったそうです。 仕事の内容は,様々。教員免許更新制の説明会のお手伝いをしたり,研修を見学したり,実際の職員に準ずる仕事も経験したそうです。社会人と学生の大きな違いは「責任」。その「責任」の重さを実感したのが,何よりも大きな経験だったと語っていました。

話の最後に倉田さんは,これからインターンシップを考えている後輩に,次のようなメッセージを送りました。

「インターンシップに学年の将来の希望も関係ない。焦ることもない。
 やる気がおきた時がスタートする時。まずは情報を集めよう。困った時は,就職課に。
 インターンシップは,何にも勝る社会の経験。」

倉田さんの配布資料はこちら
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