教育プロジェクトとしての取り組み(2008年度)

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人間フィールドワーク

2008年度の取り組み

今年度の「人間フィールドワーク」の受講者は10名に満たない非常に少ないものでした。これは学生に授業の趣旨が十分に伝わらなかったことに原因があり,教員側の責任です。そのような中でも受講した学生は,さまざまな有意義な経験をし,さまざまなことを学んでくれました。学生の学びの深まりは,「サービス・ラーニング研修会」における学生の発表からもわかると思います。せひ,ご覧になってください。

2009年度に向けての「人間フィールドワーク実施委員会」での検討

2007(平成19)・2008(平成20)年度の2年間にわたる「人間フィールドワーク」の取り組みを反省し,今年度の秋に「人間フィールドワーク実施委員会」を組織しました。そこで検討されたことを,以下に示します。

「人間フィールドワーク」は,「人間フィールドワークⅠ」「人間フィールドワークⅡ」「人間フィールドワークⅢ」の三つより構成されます(いずれも,単位数は1単位です)。Ⅰは1年次を標準履修年次とし,Ⅱは2~3年次,Ⅲは4年次をそれぞれ標準履修年次として構成されます。2009年度は,このうち,ⅠとⅡを実施することになります(Ⅲは2009年度には実施されず,2010年度から開講されます)。

「人間フィールドワーク」は,人間学群に所属する学生が,人間学群の先生方の企画・運営する研究会或いは社会的活動に自主的に参加し,教育学・心理学・障害科学に関する知見を広げることを目的に実施されます。「人間フィールドワーク」が必修授業ではなく,選択授業である理由は,このような学生の自主性に期待するためです。

1年生が受講することになる「人間フィールドワークⅠ」では,それ以降の「人間フィールドワークⅡ」及び「人間フィールドワークⅢ」に向けて,実践的研究(研究会)・実践的活動(社会的活動)の基礎を学ぶことを目的としています。この授業(「人間フィールドワークⅠ」)には大きく分けて二つの学習活動があります。一つは,秋季休業中(11月下旬)の終日を活用して行うもので,受講者は「現場主義の理念に立ち,実践的に学ぶことの意義」について教員から講義を受けることと,実際に研究会或いは社会的活動に参加した在学生の生の声を聞くことになります。この学習活動を通して,受講者は,これから取り組みことになる研究会及び社会的活動に積極的に関与する態度を養うことになります。また,二つ目は,すでに実施されている研究会及び社会的活動に実際に参加することを経験し,その雰囲気や進め方等を知ることになります。また,これは2010年度に「人間フィールドワークⅡ」を受講する際に,どの研究会或いは社会的活動に参加するかを考える機会ともなります。

2~3年生が受講することになる「人間フィールドワークⅡ」では,予め人間学群の教員に30時間以上の学生の参加が保障されることを条件に研究会或いは社会的活動を申請してもらい,学生はその中から興味あるものに参加することになります。2008年3月19日現在で,次のような研究会等が登録されています。

教育学類

シティズンシップ教育研究会,地理教育自主ゼミ,「基礎教養としての社会学」研究会,数学教育研究会,※活動への参加で学ぶ「地域の子育て支援」

心理学類

筑波大学大学院行動神経内分泌研究室研究会および日本行動神経内分泌研究会,生理薬理心理学研究会,幼児心理学研究会

障害科学類

認知症デイ活動研究会,視覚障害コロキウム,社会と障害の研究会,自閉症及びその近隣障害の行動論的理解・支援研究会,LD・Dyslexia研究会,視覚障害教育・心理・福祉研究会,※社会福祉研究会

(※は「社会的活動」,それ以外は「研究会」)

研究会等に参加した学生は,担当教員に30時間以上の参加があったことを承認してもらい,最後にレポートを提出して,単位を認定してもらうことになります。

来年度に授業の様子を報告する際には,学生の多様な学びを報告できるものと思います。

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