概要

障害科学学位プログラム(後期課程)では、障害を有する人の特性の理解およびそれに伴う困難さの克服・解消に向けての研究を自立的に遂行し、その成果を国内外に向けて発信できる研究者の育成を教育目標としています。専門的な領域として、視覚障害、聴覚障害、知的・発達・行動障害、運動障害・病弱、音声・言語障害、障害福祉学、障害原理論の7つの専門分野を設け、それぞれの領域で卓越した能力を発揮できる研究者を育成することを目的としています。原理から実践まで幅広い領域の教員によって広範囲の障害科学の関連分野をカバーしつつ、将来を見据えた見識によって国際的にも通用する研究者・高度専門職業人を社会に送り出します。

学位

博士(障害科学)

学習内容

障害科学学位プログラム(後期課程)では、共通必修科目として「障害科学研究実践法」を開設し、教授法の習得のために、障害科学類の学生への実習指導を教員のスーパーバイズの元に行う機会を設けています。専門科目の「障害科学セミナー」では研究法の深化を図り、選択必修の「視覚障害学」「聴覚障害学」「知的・発達・行動障害学」「運動・健康・高齢障害学」「音声・言語障害学」「障害福祉学」「障害原理論」の各講究I〜IIIでは、それぞれの障害や領域に関連した先端的な内容を教授します。
また、学生の将来の志望に基づいて以下のような2つの分野を設け、授業や研究指導において各分野の内容に関わる事項を教授・指導します。学生は次のような展望を持ちながら、博士論文の作成に当たることができます。

  • 障害基礎科学分野・・・障害種別を中心とした学際的な研究・教育者養成を目指します。具体的には、障害科学関連分野における先端的な研究及び先導的教育を行うことのできる研究・教育者、最先端の障害科学を先導し、かつ現代的課題に対応する研究能力を備えた研究者、博士の学位を有する研究者(大学教員、研究所研究員等)を目指します。
  • 障害支援分野・・・現代的課題である障害者・高齢者等の諸問題に柔軟に対応する実践的研究能力を備えた高度専門職業人の養成を目指します。具体的には、教育・福祉・リハビリテーション等の領域において、高度専門職業人として研究・教育・指導に当たる人材、高い問題解決能力をもつ障害関連の高度専門職業人、高い研究能力をもつ高度専門職業人を目指します。

論文指導体制

博士論文作成のための研究指導は、複数教員による指導体制(主指導教員1名と副指導教員2名)により行い、博士号取得に向けての指導・支援を充実させています。