最新情報


プログラムリーダーからのメッセージ

世界は少子高齢化、高度科学技術の普及、グローバル化、など、激動の時代を迎え、次々に新しい課題に立ち向かわなければなりません。このような時代、障害科学においても次世代を担う人材育成が重要となっています。障害科学は、エビデンスに基づいた実証科学的学問分野です。また、障害科学はもともと学際的分野ではありますが、生理学、心理学、教育学、福祉学、工学との連携において様々な可能性を秘めている学問といえます。

2020.4.1
障害科学学位プログラムリーダー
原島恒夫

 

概要

障害科学学位プログラム(前期課程)は、障害児教育、特別支援教育における高度専門家の養成を担ってきた修士課程特別支援教育専攻と一体化し、2013(平成25)年4月から開始された障害科学専攻を母体として、2020(令和2)年4月から学位プログラムとして改組いたしました。障害科学に係る基礎的、実証的な教育研究の実績と、特別支援教育の教育研究の成果、そして臨床支援、福祉支援にわたる、幅広い障害科学に関わるニーズに対応することを学位プログラムとして可能としたものです。

カリキュラムと免許・資格

障害科学学位プログラム(前期課程)のカリキュラムは、障害科学の基礎的、実践的な知識技能を身に付けるとともに、障害の本質や障害特性を探求し解明する力を培い、研究基礎力を身に付けること、そして、この研究基礎力を基盤に、支援技術の開発・応用に携わる力を身に付けることをねらっています。その際、中心的な専門領域における研究力・専門知識・倫理観とともに、関連する分野の基礎的素養や広い視野、社会の多様な場での活躍を支える汎用的知識・能力を養うための教育・研究指導を行います。必要な単位を取得することで、<特別支援学校教員免許状の一種・専修(5領域)>を得ることができます。筑波大学では、他に類をみない附属特別支援学校5校を有しています。この筑波大学の資源を活かし、特別支援教育の理論と実践の往還を企図した実習、演習科目が設けられています。また、<臨床発達心理士・学校心理士の受験資格>を得ることも可能です。障害科学学位プログラム(後期課程)への進学を希望する学生には、前期課程在籍時からの研究の継続性が確保できるようにするとともに、障害科学に係る社会の要請に応えるために、国際教育・海外研修の科目、障害学生支援の科目、理療科の科目などが障害科学専攻からひき続き開講されています。

修了要件と論文指導体制

障害科学学位プログラム(前期課程)では、次の要件を満たすことが求められます。 (1) 基礎科目5単位、専門科目の中から選択必修7単位(専門領域の特講I,II及び演習I,Ⅱ,Ⅲ)を含む、30単位以上を修得すること。 (2) 修士論文の審査及び最終試験に合格すること。 学生一人につき、指導教員1名、副指導教員2名の3人による論文指導体制をとります。

学位

修士(障害科学)