知的・発達・行動障害学

知的・発達・行動障害学分野は、知的障害、学習障害、自閉症、ADHDなど主として発達性高次認知機能障害の子どもの教育、心理、病理、福祉などの面について研究と実践を行っている。
教育学的研究では、障害児者の教育と福祉の歴史的研究や教育制度、教育方法の実践的研究が行われている。特に、知的障害児者のインクルージョンの実現に向けた教育、福祉研究が現在の重要な研究課題である。また、心理学的研究では、知的障害、自閉症などの行動障害、学習障害、注意欠陥多動性障害(ADHD)の認知神経心理学的評価、発達心理学的評価、行動分析学的評価、さらにそれらの評価に基づく発達、生活支援の理論的実践的研究が行われている。病理学的研究では、発達性高次認知機能の認知神経心理学的な基礎研究と、虐待による障害の予防の研究等が進められている。これらの研究は、多くの障害のある子どもと親の協力を得て、治療教育的実践に多大な効果をあげている。
知的・発達・行動障害学分野に密接な関係をもつ機関として、附属学校教育局と筑波大学附属大塚特別支援学校、筑波大学附属久里浜特別支援学校がある。いずれも知的・発達・行動障害学分野のスタッフとの共同研究や学生、研究生の教育実習の場として貢献している。
この分野の卒業生の多くは、知的障害、発達障害、行動障害関係の教育・治療機関に就職するほか、大学や研究機関のスタッフとして研究や後進の指導に活躍している。

教授 熊谷 恵子  [KUMAGAI Keiko]
  柘植 雅義 [TSUGE Masayoshi]
  野呂 文行  [NORO Fumiyuki]
准教授 岡崎 慎治  [OKAZAKI Shinji]
  小島 道生  [KOJIMA Michio]
  米田 宏樹  [YONEDA Hiroki]