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筑波大学人間学群心理学類

学類長あいさつ

平成19年4月から、人間学類心理学主専攻を母体として、人間学群心理学類が発足しました。心理学を学ぶことのできる大学は全国に数多くありますが、筑波大学心理学類ほど、一つの学部あるいは学科で広い分野にわたって心理学の研究者を擁している大学はありません。心理学類では、異なる心理学分野を専門とする20名以上の教員が学類生の教育に携わります。もし入学直後に興味のある分野の教員に会えなくても、失望する必要はありません。進級して心理学類の授業をたくさん受講するようになれば、きっと興味のある分野の教員に会えるはずです。

心理学は、人間の心と行動を科学的実証的に探究しようとする学問です。日常生活の中で私たちが見たり、思い出したり、考えたり、また悩んだり、うれしかったりといったさまざまな精神活動を実証的に研究します。このような精神活動は、手にとって直接的に「物指」をあてて測ることができませんから、何らかの方法で間接的に測ることになります。そこに心理学の難しさと創造性を発揮する楽しみがあります。

心理学は、人間の心や行動が係わることすべてが研究対象となりますので、たいへん間口が広く、生理心理学、比較心理学、感覚・知覚心理学、認知心理学、学習心理学、教育心理学、計量心理学、乳幼児から老年にわたる発達心理学、社会心理学、産業心理学、臨床心理学、健康心理学等の多くの分野があり、深い人間理解が可能となるたいへん魅力的な学問です。心理学を文系の学問と言い切ることはできません。分野名からも想像できると思いますが、理系に強い人が力を発揮できる分野があります。そのため、平成22年度入試から入試科目の選択肢を増やしました。

入学後は、1・2年次で心理学の基礎的な知識を学ぶと同時に、心理統計や方法論という科学的な研究を行うための手段を学びます。3年次からは主体的に選択して専門分野の講義を受けつつ、演習で最新の研究動向を勉強します。同時に、実際に自分で研究計画を立て、実験をしたり、データを集めたりして分析し、それをまとめて発表するという一連の研究実習を行います。そして、この研究実習体験に基づいて、4年次に各自の興味関心に応じた分野で卒業論文を作成します。

社会には心理学の知識や研究成果を生かせる場が数多くあり、一般企業に就職する人も多いのですが、専門を生かした職場、例えば、少年鑑別所の法務教官や家庭裁判所の調査官、児童相談所の心理判定員などの公務員となる人もいます。また、研究者を目指して筑波大学や他大学の大学院へ進学をする学生もかなりの数にのぼります。筑波大学心理学類で我々と一緒に心の仕組みの不思議を探検してみませんか。

心理学類長 茂呂雄二 

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