青年心理学 (CC24041)

( Adolescent Psychology )

授業時間: 秋AB 金曜日3・4時限
担当教員: 佐藤 有耕
単位数: 2.0
履修年次: 2
授業概要:  青年の自己理解に役立つ知見を講義し,受講生が講義内容をきっかけに自身の青年期を振り返り,整理していくことを求める。
受講対象者:  2年生以上
授業内容:  青年の心理についての講義であるため,青年である大学生なら誰にでも理解できる親近感のわく内容を予定している。青年心理学の目的は若い人たちの自己理解に役立つ知見を提供することであり,その先の生き方を自分で考えようとする若い人たちを支援することである。講義中の話題は,受講生にとって,過去に経験したことであったり,現在気にしていることであったりする可能性がある。時には講義を聞いていやな気持ちになることもあるやもしれない。その点はあらかじめ了解のうえ受講してほしい。
評価方法:  毎回の講義の最後に,口頭で課題を出す。課題の多くは,講義内容に関する発展的考察,感想,コメンなどである。提出された課題の内容を得点化し,授業への参加度と理解度として評価する(約60%)。また,テストは行わずに,学期末レポートを課す(約40%)。これらを総合して単位の判定を行う。得点の配分上,学期末レポートで逆転することはできないので,欠席が多い場合,単位取得は困難になることが予想される。
 ただし,教育実習,就職活動,卒業研究活動などに関しては若干の配慮をする用意があるので,3・4年生など青年期が深まった上級生にもぜひ受講してほしい。
教科書: 使用しない
参考書: ①落合良行・伊藤裕子・齊藤誠一著 『青年の心理学改訂版』(有斐閣) 2002
②大野 久編 『エピソードでつかむ青年心理学』(ミネルヴァ書房) 2010
③日本青年心理学会(企画)『新・青年心理学ハンドブック』(福村出版) 2014
授業計画: 1.オリエンテーション:青年とは誰のことか
2.青年期とはどのような時期か:思春期と青年期
3.感情からみた青年期の特徴:青年期の感情を比べてみる
4.ナルシスの人生:ナルシスはなぜ死んだのか
5.青年期の自己嫌悪感:自分がイヤだと感じるのは良いことか
6.青年期の孤独感:ひとりであることをどう感じるか
7.いばら姫の思春期と親子関係
8.青年期における親子関係の発達的変化
9.女の子のグループという人間関係
10.青年期における友人関係の発達的変化
♪上記のような内容を,だいたいこのような順で10週講義する予定である♪
また,青年心理学に関連する心理学の研究に実際に触れるために,質問紙調査等への回答協力を依頼することがある(強制ではありません。回答への協力は自由です)。参加に同意できる場合は,質問紙調査も実際に体験して研究に対する理解を深める機会としてほしい。