第30回 人間系コロキアム(12/14/2016)のご案内

筑波大学人間系研究戦略委員会では、活動の一環として平成24年度より「人間系コロキアム」を開催しています。平成25年度からは、国内・外からの招聘講師による講演に加えて、人間系所属教員による講演を企画し、人間系所属教員を中核とした領域横断的研究の更なる推進を目指しております。平成28年度第7回目の開催となる本コロキアムでは、人間系教員の川口純先生による講演会を予定しています。 教員、大学院・学類学生の他、広く多くの方々のご参加をお待ちしております。 
 今年度から、時間と場所を変更して開催しておりますのでご注意ください。

日  時:  2016年12月14日(水)12:15~ 13:15  

場  所:  筑波大学  文科系修士棟8B210

講  演:「途上国におけるインクルーシブ教育の受容実態と課題」      
                                         筑波大学人間系 川口純

講演内容:
 2015年5月に国際的合意を得たインチョン宣言では「教育の包括性」がキーワードの1つとなった。また、同年9月には「インクルーシブで公正な質の高い教育と生涯学習の機会を万人に提供すること」が、SDGs(持続可能な開発目標)の第4目標である「Education 2030」のテーマとして採択された。背景には、サラマンカ声明に代表されるように「インクルーシブ教育こそがEFA達成のために最も効果的な教育形態であり、かつ費用対効果が高い」と国際的に喧伝されたことがある。
 しかしながら、インクルーシブ教育の導入以前に、途上国では「教師不足という課題」を抱えている (UNESCO 2005) 。また、教員養成を初め、教科書、カリキュラム、教具等が未整備なため、 途上国においては、インクルーシブ教育を導入しても却って粗雑な投げ捨て教育 (Dumping Education) になる場合が多い (Armstrong 2010)と指摘されている。
 このような背景を踏まえて、本発表では南アジアとアフリカでの現地調査を基に、途上国が「如何にインクルーシブ教育を導入しようとしているのか」について、その実態と課題について報告し、参加者と今後のインクルーシブ教育の発展について議論したい。

プログラム: 12:15~13:15  講演・質疑応答

進行:佐藤 有耕

主催:筑波大学人間系・研究戦略委員会

問い合わせ先:筑波大学人間系研究戦略委員会事務局(research#@#human.tsukuba.ac.jp)
  ※ 「#@#」を「@」に置き換えてください。

添付資料:コロキアムポスター30th Poster

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