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教育に興味のある高校生必見!無料オンラインイベント開催いたします!

「教育職を目指す高校生」と「教育インターンシップ学生」との教育学協働学習プロジェクトについて(開催のお知らせ)

これまで教育学類では、全国の高校への出張授業や研究室訪問の受け入れ等を積極的に行ってまいりました。本学類に所属する学生も大学説明会やサークル活動にて、多くの高校生との交流を積極的に行っています。このような本学類の活動を生かした高大連携事業の一環として、この度「『教育職を目指す高校生』と『教育インターンシップ学生』との教育学協働学習プロジェクト」を企画・開催する運びとなりました。

今回の協働プロジェクトは、本学類の開講科目である「教育インターンシップ」の受講生が中心となって、教員養成と教育学研究に尽力する本学での学びを活かし、学問としての教育学の魅力を高校生のみなさまにお伝えしたく企画いたしました。高校生にとって教育や教育学に対する認識が広がると共に、学生にとっても教育実践力が高まるような、意義深い機会になることを願っております。

詳細につきましては、下記ならびに添付のポスターをご覧ください。

テ  ー  マ:「教育学」っていったい何を学ぶ!?―筑波大学教育学類現役学生の学びのリアル―(全2回)

対     象:高校生、高校生の保護者、教育関係者

参  加  費:無料

開催日時:【第1回】2020年12月19日(土)14:00~16:00

【第2回】2021年  1月23日(土)14:00~16:00

開催形式:無料のweb会議システムZoomを利用したオンライン開催

プログラム:両日とも同一内容で実施します

<第1部>14:00~14:40「教育学を学ぶ学生から見た教育学の魅力」

教育学類2年生が中心となって、教育学をどのように見ているか、筑波大学でどのようなことを学んでいるか、高校生の皆さんにわかりやすくご紹介します

<第2部>14:40~15:30「筑波大学教育学類生と語ろう」(小グループでのトークセッション)

参加者の皆さんと学生でグループを作り、教職や教育学への関心、大学での学びや学生生活についてフリートークを行います。学生がファシリテートしますので安心してご参加ください。

15:30~16:00 「個別相談」(希望者のみ)

聞き足りなかったことや疑問、悩みに学生と教員が個別にお答えします。

申込締切:【第1回】12月17日(木)正午〆切 【第2回】1月21日(木)正午〆切

申込方法:URLもしくはQRコードから参加申し込みフォームにアクセスしていただ

き、必要事項をご記入ください。

URL:https://forms.gle/d4M59fniWS3UwHn26

※ご参加される方のリストを下記問い合わせ先にお送りいただいても構いません。

その他ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

以上

【お問い合わせ先】

筑波大学人間系教育学域 特任助教 朝倉雅史

メール: asakura@human.tsukuba.ac.jp

電 話:029-853-6745

 

教育学に皆さんの若々しいエネルギーを!

教育学類長  樋口 直宏

 筑波大学では学群・学類の再編により、平成19年度より、新たに人間学群が発足し、これまでの人間学類教育学主専攻が「独立」して教育学類(定員35名)という人間学群を構成するひとつの学類として新たにスタートしました。平成22年度末には、最初の卒業生を送り出すことができました。

 人間形成の意図的・計画的営みとしての教育は、今日、乳幼児教育から青少年教育、高齢者教育まで多様な形態をとり、かつ、家庭、学校、地域社会、全体社会、国際社会のさまざまなレベルで多層的に展開されています。教育学類は、教育学-すなわち、教育をめぐる諸問題を科学的に解明し、その科学的な理解に基づいて教育の改善をめざす学問的な営為である教育学-を学ぶことを通して、現代社会が求める教育学的専門知識を有する人材を育成することを目的とします。それは、大きく、(1)地域、学校、国・自治体、そして国際機関など、さまざまな分野において、教育の専門家として活躍できる人材の育成(2)教育研究者を志望する人材の育成とに分けられます。

 教育学類では、そのために、教育学をさまざまな角度から総合的に学ぶことができるような仕組みを設定しています。それが「人間形成系列」「教育計画・設計系列」「地域・国際教育系列」「学校教育開発系列」という4つの系列です。

 人間形成系列は、ヒトはどのようにして人間になるのか、教育という営みは、どのように変化してきたのか、という基本的な問いを探求する系列です。授業科目としては、教育哲学、日本教育史、西洋教育史などがあります。

 教育計画・設計系列は、システムとしての教育という側面に着目して、教育のシステムはだれが計画し、どのような考えで設計され、そして、どう動いているのか、あるいはまた、これからの教育システムはどのような考えで計画し設計すればよいのかを中心的な問いとして探求する系列です。ここには、教育制度論、教育行政・財政論、教育法制論、学校経営論などを通して、教育が行われる場を支える土台に関わる諸問題について理論的・実証的に学ぶことになります。

 地域・国際教育系列は、教育という営みを、地域の中の教育というローカルレベルから国際社会の中の教育というグローバルレベルまで視野に入れながら、そこにおける社会的(経済的、政治的、文化的)文脈との関わりの中で、解明することを中心的な主題とする系列です。この系列の授業科目は、教育社会学、生涯学習論、比較教育文化論などの基礎理論的なものから、教育援助政策論、人権・平和教育論、国際理解教育論などの具体的な実践に関わるものまで多彩です。

 学校教育開発系列は、フォーマルな教育の場としての学校が、日々成長を遂げる児童・生徒の学習・生活環境として、どうなっているのか、どうすれば、学習と生活を支援するよりよい環境になるのかを探求する系列です。この系列には、社会認識教育論、言語教育論、科学教育論、文学教育論など、教科教育学に関わる授業科目や、教育工学、教育臨床学、学校カウンセリング論などが含まれます。

学生は、これらの系列の中から特に関心のある系列を選んで重点的に学びながら、他方で、これらの系列に属する授業科目を万遍なく学ぶことになります。それにより、狭い専門性に特化されない、多元的・多角的な視座から、教育問題に対する総合的な見方・考え方を獲得することになるのです。

これらの教育学教育を担当するのは、明治以来、連綿として受け継がれてきた「教育学の総本山」としての筑波教育学(茗渓教育学)の歴史と伝統のなかで培われ、それぞれの領域において日本の教育学研究をリードしている教育学域所属の30余名の教授陣です。大いに期待して下さい。

なお、筑波大学は教員養成大学ではありませんが、小学校・中学校・高等学校の教員免許が取得できます。国語、社会、英語、あるいは、数学、理科の教員免許を取得し、都道府県の教育界でリーダー的な地位について活躍している卒業生も少なくありません。

また、筑波大学には、大学院として修士課程(2年制)と博士課程(前期課程2年と後期課程3年)とがあります。修士課程の教育研究科は学校現場で活躍する優れたスクールリーダーを養成することをねらいとしており、専修免許状が取得できますが、専修免許状を取得しながら教育の専門研究者を志すことも可能であり、そうした学生も少なくありません。

博士課程は、研究者養成を主要な目的としています。教育学類の学生に関連する学術院として、人間総合科学学術院の博士前期・後期課程の「教育学学位プログラム」(旧課程では、人間総合科学研究科の博士前期課程「教育学専攻」と、博士後期課程「教育基礎学専攻」、「学校教育学専攻」、「ヒューマン・ケア科学専攻(共生教育学分野)」)があります。卒業後は、主として、大学などの高等教育機関における教師教育に携わることになるので、教育研究者は、同時にわが国の教員養成を担う重要な人材でもあります。いわば、「教師を育てる教師」「教師の教師」です。教職に興味のあるみなさん、このような道もあります。

教育の営みの高度化・複雑化に伴い、その目的、内容と方法、制度について、さまざまな問題が提起され、その科学的理解をめざす理論的・実証的研究とともに、問題解決をめざす政策的研究がますます求められています。教育問題に対する新鮮な好奇心と鋭い問題意識、そして、若々しいエネルギーを教育学の学習と研究に注いでみませんか。高校生諸君の、筑波大学教育学類への入学を心から期待しています。