終章 今後の課題と参考文献
今回、アメリカにおける英才教育制度の現況を調べたが、
英才教育制度にはどのような効果があるかといった点には
言及できていない。当初、私は「できる子」をさらに伸ばす
という英才教育制度の発想に興味を持ち、実際に英才教育制度が
どんな成果を上げているのか明らかにしたいと考えていた。
そこで、文献をいくつか調べてみたが、残念ながら英才教
育制度の効果を測定したものを見つけることはできなかった。
英才教育制度の是非を考える場合、その効果を考
慮することは不可欠である。今後機会があれば、英才教育制度
の効果について、客観的な資料に基づいて、調べてみたい。
参考文献
・ 赤尾勝己他編著 2002 『最新教育データブック［第9版］』 時事通信社.
・ 恒吉僚子 1992 『人間形成の日米比較』 中公新書.
・ 連邦教育省ホームページ http://www.ed.gov/index.jhtml
・ Massachusetts State Dept. of Education, Malden. 2002 Promoting High Achievement:
Policies and Programs for Academically Advanced Students in Massachusetts.
・ Daniel Golden 2003 Initiative to Leave No Child Left Behind Leaves
Our Gifted, Dow Jones WebReprint Service.
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