今回は時間的な都合からこのようにします。次回のやり方は未定。
ところで「慈善」の英語のcharityって「義務」って意味合いを強く含んだ言葉です。だから、日本語でいうところの「慈善」という言葉とはかなり持っている意味が異なっています。イギリスなんかでは救貧行政の矛盾の解消手段として「慈善」が「組織化」されて発展してきました。その中で、個別のニーズの把握の重要性が強く認識されたのが19世紀末のこと。そして20世紀初頭に、その方法論が具体的に詰められていき、現在のケースワークができたんですよね。関係諸機関との連携の概念も19世紀末の時点ですでに論じられています。
.....ということで,私の回答文書で「慈善と同情で」と書いたのは適切ではなかったようでした。失礼いたしました(06/03/97)