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これまでの大会

第14回大会(2016)

第14回大会の模様



第14回大会プログラム

(1)日時

平成28年3月12日(土) 9:50-17:10

(2)会場

筑波大学附属小学校

〒112−0012 東京都文京区大塚3-29-1
(東京メトロ丸ノ内線茗荷谷駅の出入口1から徒歩8分程度)

筑波大学東京キャンパス文京校舎

※大会当日は、筑波大学附属小学校で他の研究会も開催されます。
 校内で会場をお間違えにならないようにご注意ください。

(3)共催

筑波大学 人間系

(4)大会日程

受 付 9:30 -  
開会式 9:50 - 10:00 【 図書室 】
自由研究発表 10:00 - 12:00  
第1分科会
第2分科会
第3分科会
【 赤204教室 】
【 赤205教室 】
【 赤206教室 】
*個人発表および発表者1名の共同発表:
発表20分、質疑 5 分
昼 食 12:00 - 13:30  
理事会 12:10 - 13:20 【 職員会議室(赤202教室) 】
総 会 13:30 - 14:10 【 図書室 】
公開シンポジウム 14:20 - 17:00 【 図書室 】
閉会式 17:00 - 17:10 【 図書室 】
懇親会 17:30 - 19:00 【 日本海庄や 茗荷谷店 】

(5) 自由研究発表

第1分科会    司会 初谷 和行(貞静学園短期大学)
1. 10:00-10:25

社会参加学習におけるリフレクションとその支援の意義
 ―抽出生徒の質的分析を通して―

久保園 梓(筑波大学大学院)

2. 10:25-10:50

読み手は学校における読み聞かせ活動をどう意義付けているか
 ―SCATによる分析と理論の構築―

宮澤 優弥(筑波大学大学院)

3. 10:50-11:15

「かわいい」から考える日本と日本語
 ―グローバル人材の育成に資する国語の授業―

秋田 哲郎(筑波大学付属中学校)

4. 11:15-11:40

国語教師の評価活動と社会的構成への連絡

飯田 和明(宇都宮大学)

(11:40-12:00  まとめ)


第2分科会    司会 石井 久雄(明治学院大学)
1. 10:00-10:25

中学校からの業者テスト「追放」後の実状と中学生の進路選択への影響

岡安 翔平(筑波大学大学院)

2. 10:25-10:50

多摩地区における学校間連携によるキャリア教育の展開
 -高等学校と専門学校の協議会における取り組みを焦点に-

日高 淳(筑波大学大学院)

3. 10:50-11:15

インターンシップ実習校におけるアンケート調査結果
 ―指導重視項目におけるクラスター分析より―

加藤 勇之助(大阪体育大学)

4. 11:15-11:40

中学生・高校生の「共生」に関する意識
 -質問紙調査の結果より―

○ 飯田 浩之(筑波大学) 庄司 一子(筑波大学)
  水本 徳明(同志社女子大学)

(11:40-12:00   まとめ)


第3分科会    司会 金田 健司(仙台青葉学院短期大学)
1. 10:00-10:25

哲学教育研究の動向と課題
 ―哲学対話の実践を中心に―

得居 千照(筑波大学大学院)

2. 10:25-10:50

教授による偶発性(Kontingenz)の演出方法
 ―ドイツ政治教育におけるコンフリクト教授学の視座から―

田中 怜(筑波大学大学院)

3. 10:50-11:15

自己調整学習プログラムの提起する課題:
 到達目標の明確な教材における学習改善への視座

細矢 智寛(筑波大学大学院)

4. 11:15-11:40

算数・数学の連携について考える
 -中学校問題を中心に-

井上 正允(元佐賀大学)

(11:40-12:00   まとめ)

(6) 公開シンポジウム

筑波大学教育学会シンポジウム

1.テーマ:アクティブ・ラーニングとはなにか―その意義と課題を探る―
2.趣 旨:

 一匹の妖怪がわが国の教育界を徘徊している。アクティブ・ラーニングという妖怪が。とまでは言わないまでも、今日の教育界では、初等教育から高等教育に至るまで、アクティブ・ラーニング流行りである。いまやこの言葉を使わない大学はない、とまで言われるほど高等教育では普及している。最初にこの言葉が使われたのが政策的には2012年であることを考えると、その普及の速さは驚くべきものである。そして、現在、その波は初等・中等教育にも押し寄せている。

 しかし、アクティブ・ラーニングが、一方的な知識伝達型の授業ではなく、能動的な学習を促すものであるならば、そうした教育はこれまでもあちこちで行われてきた。その実践者にとってみれば、今日の流行は、「は?」というべきものかもしれない。他方で、アクティブ・ラーニングは「雑談」とどう違うのか、といった批判も聞かれる。

 そこで、本シンポジウムでは、今日の動向をこれまでのアクティブ・ラーニング的な教育のあり方を振り返る機会としてとらえ、その意義と課題を改めて検討することを課題とする。

3.構 成:

 本学会は、大学と附属学校との協働をその特長の一つとしていることもあり、このテーマで、初等教育から高等教育までを含んだ議論が可能である。このテーマに造詣の深い会員にシンポジウムの発表者としてご登壇いただく予定である。それぞれの教育段階におけるアクティブ・ラーニング的な教育の具体的な取り組みを提案していただいた上で、参会者全員でアクティブ・ラーニングの意義と課題について協議を深めたい。

シンポジスト

樋口直宏(筑波大学)
  「『育成すべき資質・能力』とアクティブ・ラーニング」

佐々木昭弘(筑波大学附属小学校)
  「『アクティブ・ラーニング』で、理科授業はどう変わるか」

今野良祐(筑波大学附属坂戸高等学校)
  「アクティブ・ラーニングと似て非なるものからの脱却をめざして」

石嶺ちづる(自由が丘産能短期大学)
  「高等教育におけるアクティブ・ラーニングの現状と可能性
     ―大学だからこそできるアクティブ・ラーニングとは―」

司会

藤井穂高(筑波大学)

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(2012年12月3日より)