第3章:SESの教育内容


SESの提供者や認可状況などはsupplemental educational survice quority center(以下,SESQcenter) のホームページから知ることができる。それによると認可提供者数が100以上ある州は8で、 ニューヨーク233、カリフォルニア215と200を超える州もある。 提供者はそれぞれ様々な特徴を持つ団体であり、英語や数学を中心とした各教科を指導す るという場合が多いようだが、それぞれの提供するSESの内容・方法は多様である。
SESQcenterの提供者リストから、各提供者のホームページへのリンクもあり、その教育内容・方法を 知ることができる。例えば、「A+ Educational Centers」は、全教科について無料でTuter(以下, 家庭教師)を派遣している企業である。こういった家庭教師派遣の提供者はは営利・非営利ともに 多いようだ。教室に通う方法ではKUMONなどが提供している。一般生徒は一教科あたり月80〜110 ドル払っているようで、SESを受ける生徒はその費用を払わないで参加しているのではないだろうか。 営利団体のホームページは充実しているところが多く、成績の向上などについて説明している。 公的機関ではCajon Valley Union School Districtなどがあった。ここでは、英語、数学、 理科、社会などの教科に対応していた。

 また、提供者として宗教団体も認可されることが可能である。ただし、提供するSESの 内容は宗教活動や宗教教育のためのものではないことが求められる。


次へ

前へ

目次へ