プロジェクト代表の挨拶

筑波大学大学院・生涯発達専攻カウンセリングコースが中心となって、2014年10月から、社会技術研究開発の研究開発領域「コミュニティがつなぐ安全・安心な都市・地域の創造」の委託研究として、「災害救援者のピアサポートコミュニティの構築」という研究プロジェクトを始めました。

本プロジェクトでは、広域災害時における各種の災害救援者(消防職員、看護職員、小中学校教師、保育士・幼稚園教諭など、障害者施設・高齢者施設等の介護施設職員、一般公務員)の惨事ストレスケアを目的とした、ピアサポートコミュニティ(ネットワーク)の構築とそのノウハウの構造化を目標として、一連の研究を展開しております。南海トラフ地震などの今後の広域災害において惨事ストレスの被害を少しでも和らげるために、研究を進めております。

この問題に関わっておられる皆様や修了生の皆様には、研究へのご協力を御願いすることもあるかと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

研究代表者:松井豊(筑波大学人間系、生涯発達専攻カウンセリングコース教員)