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TOP NEWS & TOPICS 1月21日 働く人への心理支援開発研究センター主催公開シンポジウム 『職場の「見えないつながり」を可視化する~組織リスクの早期検知ツール「ORINAS」の開発とその成果~』開催報告

2026.02.12 働く人への心理支援開発研究センター

1月21日 働く人への心理支援開発研究センター主催公開シンポジウム 『職場の「見えないつながり」を可視化する~組織リスクの早期検知ツール「ORINAS」の開発とその成果~』開催報告

働く人への心理支援開発研究センターは、1月21日に『職場の「見えないつながり」を可視化する~組織リスクの早期検知ツール「ORINAS」の開発とその成果~』と題し、公開シンポジウムをハイブリッド開催いたしました。
当日は、企業団体の方、研究者の方を中心に、会場に40名、オンラインでは142名の方にご参加いただきました。

 私どものプロジェクトは、当センターが令和3年度からJST(国立研究開発法人科学技術振興機構)・RISTEX(社会技術研究開発センター)からの委託を受け、「職場における孤独・孤立化過程の分析―総合的予防プログラムの開発に向けて―(研究代表者:松井豊)」として展開してきたものになります。職場における孤独・孤立に焦点を当て、一連の基礎研究を行った上で、働く人の孤立・孤独を測定する心理テストツール(ORINAS)を開発し、研究を重ねて参りました。同ツールは、働く人の孤独・孤立を測定する4つの心理テスト(主観的指標、予防チャート、孤独検出ストループ、q-IAT)から構成されています。従来の質問紙形式のテストだけでなく、潜在指標を測定するテストも含んでいる点に特徴があります。

 本シンポジウムでは、研究成果の発表とともに、ORINASの企業での活用事例のご紹介も行い、職場の課題解決に役立つ新しい視点をお届けし、沢山の方に熱心にご聴講いただきました。

 

【発表内容】

 

開会の挨拶  岡田 昌毅(筑波大学働く人への心理支援開発研究センター長)

本シンポジウムの趣旨説明  松井 豊(プロジェクト代表、筑波大学名誉教授)

第一部:本プロジェクトの研究成果
1.「人事担当者は職場の人間関係が見えていない」人事担当者の面接調査から
  森 理宇子(共立女子大学准教授)

2.「職場の人間関係が悪いと、エンゲージメントを下げ、離職へ」職場内の孤立・孤独感尺度の分析から
  中村 准子(筑波大学働く人への心理支援開発研究センター准教授)

3.「アンケートでもインタビューでもない、内なる孤立感をとらえる手法」 qIATを用いた孤立感の測定ツール開発
  藤 桂(筑波大学准教授)

4.「言葉の色を答えると、孤独のホンネが見えてくる」ストループ法を使って、孤独・孤立を測る
  大塚 泰正(筑波大学教授)

5.「人事担当者や支援者は職場内の孤独・孤立にどうかかわるか」*オンデマンド配信
  原 恵子(埼玉学園大学教授)

第二部: ORINASの構成と企業での活用事例
1.「職場内の人間関係・孤独を測ることの大切さ」
  松井 豊(プロジェクト代表、筑波大学名誉教授)

2.「ORINASの成り立ちと構成」
  栗林 縫(筑波大学研究員)

3.「ORINAS導入の成果例」
  松井 豊(プロジェクト代表、筑波大学名誉教授)
  ①営業所ごとの特徴が見えた事例
  ②若手層の孤独への懸念が浮き彫りになった事例

*当日資料の配布、およびシンポジウムのアーカイブ配信は予定しておりませんので、何卒ご了承ください。

 

<発表・会場風景>

 


会場風景(全体)

 


岡田 昌毅 特任教授 (センター長)


松井 豊 名誉教授 (プロジェクト代表)


森 理宇子 (共立女子大学 准教授)


中村 准子 准教授


藤 桂 准教授


大塚 泰正 教授


栗林 縫 研究員