学位プログラムについて

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カウンセリング学位プログラム
博士前期課程について

特色

丸の内線茗荷谷駅から徒歩2分の立地にあり、関東圏からのアクセスが非常に容易です。また、仕事を続けながらの通学や修士号取得が可能な教育体制・カリキュラムを整えています。

本学位プログラムの教育課程には、次の2点の特徴があります。

(1)カウンセリングを心理療法や治療的カウンセリングに狭く限定せず、広い範囲にわたる援助活動としています。このため、心理臨床、企業の人事労務管理、職業・家庭・教育・福祉の諸問題、発達障害、高齢化に伴う心理的問題など多様な領域に係るカウンセリング活動を内容としています。

(2)リカレント教育の視点からカウンセリング学習をとらえているため、教育方法の力点が基礎研究よりは、現実場面での問題解決という実践的なアプローチに向いています。そのため理論研究者の育成というよりは、研究能力および高度の専門性を備えた専門的職業人の育成および再教育を志向しています。 また学位プログラムでは、カウンセリングを広義に解しているため、指導陣の研究的・実践的背景もカウンセリング心理学、臨床心理学、健康心理学、社会心理学、産業心理学、老年心理学、発達心理学、学校心理学など多彩な分野にまたがっています。

教育方法

学生は、課程修了に必要な大部分の科目を1年次に履修し、2年次以降は修士論文の作成に充分な時間を確保できるような科目編成をしています。

授業では、講義形式のほかに、事例研究方式、課題討論方式、ロールプレイを含む臨床実習など、実際的要求に応えた体験学習も組み入れています。
また1年次は、文献検索やデータ収集の方法、社会調査法、統計的手法・データ解析法、論文執筆やプレゼンテーションについての講義を実施し、修士論文の作成がスムーズにできるような体系的なカリキュラム編成を行っています。ならびに、質的研究法や事例研究法などに関する講義も充実しています。

詳しくは、シラバスのページもご覧ください。

研究指導

研究指導に関しては、学年担任を置き、学生個々人の状況を配慮しながら研究活動が行えるよう支援する体制を取っています。
また、1年次には年3回の研究構想発表会の場を設けており、個々の研究テーマの明確化を支援しています。加えて、研究指導教員と学生との的確なマッチングを目標として、本学位プログラム内の複数の教員との面談を行う“研究室訪問”の機会を設けています。
さらに2年次には、修士論文構想発表会・中間発表会・最終発表会を目安として学位プログラム内の全教員からの研究指導の場を設けつつ、2年間で円滑に学位修得ができるような体制を整えています。

教育支援制度

在学生を対象とした入学料および授業料免除制度(全額免除、半額免除)や、奨学金制度、奨学金返還免除制度などもあります。また、国内外の学会にて研究成果を発表する際には、旅費等の一部を支援する制度もあります。
詳しくは、筑波大学社会人大学院・入試情報Q&Aサイトもご参照ください。

本コース教員・院生が関わる
様々な活動

本学位プログラムでは、教員や院生が中心となり、数多くの研究会・研究プロジェクトを幅広く展開しております。また、本HPに掲載している授業科目以外にも、多くの研修会や公開講座が開講されています。これらの情報については、随時、本HPでもご紹介しております。
詳しくは、お知らせや教員紹介ページをご参照ください。

カウンセラーの養成

本学位プログラムでは、筑波大学心理・発達教育相談室と連携して、カウンセラーの養成を行っています。ケースカンファレンスの参加、相談面接への陪席を経て、教員によるスーパービジョンのもとで、筑波大学心理・発達教育相談室の相談員として相談業務にあたることもできます。一定の専門性を有する現職社会人大学院生がその独特な視点を発揮しつつ、カウンセリングのトレーニングを受けることができる貴重な場となります。

取得できる学位

修士(カウンセリング)

募集定員数

23名

資格・免許

●「認定カウンセラー」資格
本学位プログラムは、日本カウンセリング学会の「認定カウンセラー」資格認定試験に関する受験資格カリキュラムを有する大学院として認定されています。
本学位プログラムで修士の学位を取得し、カウンセリング学会の会員として1年以上経過した場合に、面接試験のみで「認定カウンセラー」資格認定試験を受験できます。なお、本学位プログラムの在籍者が、入会後1年以上で受験し、試験に合格した場合は、修士課程の修了を条件として認定証を得ることもできます。
詳しくは、日本カウンセリング学会のHPもご参照ください。

●「学校心理士」資格
本学位プログラムおよび本学の関連学位プログラムでの開講科目を履修することで、日本学校心理士会の「学校心理士」資格に必要な科目単位を修得できます。なお、これらの単位は本学位プログラム修了要件の単位としても数えることができます。

詳しくは、学校心理士認定運営機構・日本学校心理士会のHPもご参照ください。

●専修免許状
本学位プログラムでは、下記の専修免許の課程認定を受けています。

中学 社会
中学・高校 国語
中学・高校 数学
中学・高校 理科
中学・高校 英語
中学・高校 保健体育
中学・高校 保健
中学・高校 美術
高校 地理歴史
高校 公民
高校 情報
高校 福祉
養護教諭

当該免許状あるいは教科に関する一種免許をおもちの方、また、一種免許に係わる所要資格を得られた方は、本学位プログラムで開講される所定の科目(教職に関する科目)を24単位以上取得していただければ、上記の専修免許を取得することができます。
なお、これらの単位は本学位プログラム修了要件の単位としても数えることができます。詳しくは、筑波大学社会人大学院等支援室・教務担当までお問い合わせください。

教育訓練給付制度

本学位プログラムでは、平成18年度4月入学者から、教育訓練給付制度が適用されています。詳しくは、厚生労働省のHPを参照、または筑波大学社会人大学院等支援室・教務担当までお問い合わせください。

院生間の交流・OBOGとの
つながり

本学位プログラムに所属する院生は、キャリアや年齢も非常に様々であるという特徴があります。これまでの人生経験が異なる者同士が一同に学び、語らい、助け合う中で、幅広い視点を身につけ、各々の問題意識とともに修士論文に取り組んでいきます。また、本学位プログラムのOB・OGも交えた同窓会(ホームカミングデイ)も定期的に実施しており、異業種・他分野の方々と広く関わり、人脈を広げる機会も豊富にあります。

修了後の活躍

本学位プログラムでは、その前身からこれまでに800名以上に及ぶ修了生を輩出しています。修了後には、現職場の企業や医療・保健機関(大学や行政の病院ほか)、福祉・相談施設、学校関係(教育庁、教育委員会、大学、特別支援学校や特別支援学級を含む)、心理関連領域、自治体の福祉・相談施設、各省庁、法律事務所など、幅広い分野において、本学位プログラムで培った専門性を発揮して活躍されています。
さらに、修了後には博士課程に進学される方や、大学等に転じ教育・研究分野で活躍している人々もいます。
また、本学位プログラムを修了された方々が、大学院在籍時に取り組んだ研究等を基にして挙げられた研究業績も多々あります。加えて、修了後に様々な表彰・顕彰を受けたり、メディアに出演されたりと、その活躍が大きな注目を集めている方々もおられます。

カウンセリング科学学位プログラム
博士後期課程について

特色と教育目標

生涯発達とは、誕生から死に至るライフステージ全体における人間のよりよい適応のあり方を示すものであります。本学位プログラムでは、生涯発達過程において遭遇する、心理・社会・教育・保健・医療・福祉などの幅広い領域における課題の解決を目指す、実践科学を対象とした教育や研究を行います。具体的には、ライフキャリアの視点から、各人生段階で遭遇する生涯発達的課題に関する高度な対人援助活動能力や、インクルーシブ社会における組織構築能力などの育成・開発を行います。
我が国の社会構造の複雑化および人口動態の急激な変化,高度情報化やグローバリゼーションなどに伴って、緊急の対応を迫られる上記の諸課題に対して、生涯発達の視点から国民の福祉を支援し、それらの課題を包括的・組織的に解決するための研究能力と実践能力を兼ね備えた人材(研究型高度専門職業人)の養成が求められています。本学位プログラムは、生涯発達的課題解決に焦点づけた研究型高度専門職業人を養成することを目的とした、現職社会人(過去に社会人経験のある方を含む)を対象とした博士後期課程(3年)です。

取得できる学位

博士(カウンセリング科学)

本学位プログラムでは、生涯発達への多面的・多層的なアプローチ方法のうち、カウンセリング科学をその中核に位置づけ、標準履修モデルを設定し、学位を授与します。

募集定員数

4名

教育方針・内容

本学位プログラムでは、現職社会人に最適化したコースワーク・リサーチワーク複合型のカリキュラム・ポリシーに基づき、学位取得に至るまでの論文作成指導や学位論文審査等を柔軟かつ有機的に関連づけた指導を行います。この際、個人次元から組織次元までを包括した生涯発達的問題を、時間軸と空間軸から同時にとらえた、カウンセリング科学およびリハビリテーション科学に係る統合カリキュラムを設定しています。

専攻共通必修科目として「カウンセリング科学基礎論」「カウンセリング科学演習Ⅰ・Ⅱ」「カウンセリング科学特論Ⅰ~Ⅲ」等を設け,カウンセリング科学の概念的理解を促し,学問的基礎を構築します。さらに,選択授業科目として,キャリア形成関連科目/生涯発達支援関連科目/生涯発達システム関連科目を設け,各自の研究課題に即した選択性に富む研究指導を行います。

現職社会人が計画的に博士論文を完成できるように,入学から博士論文提出までを,研究計画発表/関連文献リスト提出と発表/中間発表/博士論文ドラフト提出と発表/予備審査(最終試験)/博士論文提出の6段階に分けています。継続的かつ段階的な研究指導により無理なく修了できるよう配慮しています。

博士論文審査においては、科学的論理性のみではなく、実践に即した課題設定や現場における有用性・有効性・新規性などを積極的に評価する方針です。現職社会人の有する研究ニーズは現場的課題の解決を目指す点に特色がありますが、コースワーク・リサーチワーク複合型履修モデルによる個人研究プロジェクトとして博士論文作成プロセスを設定することによって、より円滑な学位取得を目指します。

在籍学生の職種など

以下に示すように、学生は多様な専門職種を有し、次世代を創生するリーダーとしての広い視野と、グローバルな研究視点が形成されます。