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2024.12.27 働く人への心理支援開発研究センター

12月3日【職場における孤独・孤立化過程の分析―総合的予防プログラムの開発に向けて― 公開シンポジウム】開催のご報告

働く人への心理支援開発研究センターは、12月3日に「職場における孤独・孤立化過程の分析―総合的予防プログラムの開発に向けて―」と題し、公開シンポジウムをハイブリッド開催いたしました。

当日は、企業団体の方、研究者の方を中心に、会場に50名、オンラインでは150名を超える方にご参加いただきました。

この研究は、令和3年度からJST(国立研究開発法人科学技術振興機構)・RISTEX(社会技術研究開発センター)からの委託を受け、当センターが、「職場における孤独・孤立化過程の分析―総合的予防プログラムの開発に向けて―」のプロジェクト(研究代表者:松井豊)として展開してきたものになります。

同プロジェクトでは、職場における孤独・孤立に焦点を当て、一連の基礎研究を行った上で、働く人の孤立・孤独を測定する心理テストツール(ORINAS)を開発しました。同ツールは、働く人の孤独・孤立を測定する4つの心理テスト(主観的指標、予防チャート、孤独検出ストループ、q-IAT)から構成されています。従来の質問紙形式のテストだけでなく、潜在指標を測定するテストも含んでいる点に特徴があります。

シンポジウムでは、各テストを開発したグループ長から、今までの研究で明らかになったことの発表を行い、開発担当者より心理テストツール(ORINAS)のご紹介をいたしました。

【発表内容】

  1. 岡田センター長挨拶
  2. プロジェクトの概要(松井代表)
  3. 主観的指標研究成果発表(中村)
  4. 予防チャート研究成果発表(原)
  5. ストループ研究成果発表(大塚)
  6. qIAT研究成果発表(藤)
  7. ORINASご紹介(栗林)
  8. 今後の展開とお願い(松井代表)

*当日資料の配布、およびシンポジウムのアーカイブ配信は予定しておりませんので、何卒ご了承ください。

<発表・会場風景>

 


会場風景


岡田 昌毅 教授 (センター長)


松井 豊 名誉教授 (プロジェクト代表)


中村 准子 准教授


原 恵子 客員研究員 (埼玉学園大学 教授)


大塚 泰正 教授


藤 桂 准教授


栗林 縫 研究員