開設科目

TOP 開設科目 学校心理学

開設科目
カウンセリング学位プログラム
(博士前期課程)

学校心理学(School Psychology)

授業時間 : 秋B,秋C  土曜日 6・7時限
標準履修年次 : 1年次
担当教員 : 飯田 順子

授業概要 :
一人ひとりの子どもを対象とした心理教育的援助サービス(アセスメント、カウンセリング、コンサルテーション、コーディネーション)の理論と実践の体系である「学校心理学」について、講義、文献購読、実習から学習する。具体的には、現代の子どもがもつ学校生活での苦戦に対応した心理教育的援助サービスについて、実践例を通して検討する。また援助サービスのシステムやコーディネーターの役割について焦点をあてる。

目的・ねらい:
心理教育的援助サービスに関する知識と基本的な技法を獲得する。とくに、子どもと環境に関するアセスメント、カウンセリング、コンサルテーション・コーディネーションの技法に焦点をあてる。

評価方法 :
出席および振り返りシート(50%)、期末試験(25%)、レポート(25%)

教材・参考書 :
石隈利紀 学校心理学―教師・スクールカウンセラー・保護者のチームによる心理教育的援助サービス 誠信書房
水野治久・石隈利紀他(編著) 2013 よくわかる学校心理学 ミネルヴァ書房
石隈利紀・松本真理子・飯田順子 2014 世界の学校心理学辞典 明石書店

授業計画:
1 オリエンテーション、学校心理学とは
2 世界の学校心理学と日本の学校心理学
3 心理教育的援助サービスの基礎概念と学校・学級を通した子どもの成長
4 三段階の心理教育的援助サービス
5 心理教育的アセスメントⅠ
6 心理教育的アセスメントⅡ
7 カウンセリング(直接的援助サービス)
8 コンサルテーション(間接的援助)とコーディネーション
9  チーム援助および援助サービスのシステム
10 学校心理学の課題と心理教育的援助サービスにおける倫理

受講生からの感想

  • 心理教育的援助サービスの理論を中心に、児童生徒への心のケアのあり方を、コーディネーションや援助システムといった学校心理学の視点から学んでいきます。授業の前半は講義形式で,後半は受講者の発表形式です。これらを通して,現場で役立つ実践的な知識を身につけることが出来ました。
  • どんな話題や質問にも、理路整然と答えて下さる先生の姿勢に、「さすが!」という感想を抱かざるを得ません!!
  • 特別支援教育の実践者の講義や定時制高校への授業時間外の見学等、実践に基づく授業が興味深く、また、飯田先生の予防教育にかける情熱を感じられた熱い授業でした。
  • 心理学と学校教育の融合を目指す「学校心理学」の基礎を学びながら、学校現場の課題解決に貢献するための実践演習に取り組みます。「学校とは」「教育とは」「心理教育的援助とは」など、誰もが経験してきた「学校」について、あらためて考えさせられる講義です。
  • 不登校やいじめ、発達障害、危機介入などをテーマに、教師向けの研修案を構築しました。企業の常識、学校の常識を学生たちが情報交換することで、お互いの業界の新鮮な発見が多くあります。