教員紹介

専門領域

学校心理学、スクールカウンセリング

研究テーマ

• 学齢期の子どもの学校生活スキルに関する研究
• 家庭と学校のパートナーシップの研究
• 学校におけるいじめ予防
• 学校予防教育におけるスクールカウンセラーの活用に関する研究
• 学校におけるポジティブ心理学的介入

WEB上で読める論文・業績等（抜粋）

• 学校心理学の国際比較研究―世界の学校心理学の研究動向から（J-STAGE）
• An initial validation of a home–school partnership questionnaire related to teachers’ attitudes and actions: Predicting teachers’ burnout(Taylor and Francis Online)
• 日本語版ソーシャル・エモーショナル・ヘルス・サーベイの作成（J-STAGE）
• 大規模災害発生後の学校教職員の心のケアに関する国内外の研究の動向と課題（Tulips-R）
• 教員の管理職志向への規定要因：ロールモデルとマネジメント経験に焦点を当てて（J-STAGE）

日本学術振興会・科学研究費助成
研究テーマ（抜粋）

• 子どもの強みに着目したメンタルヘルススクリーニングによる学校全体支援モデルの構築（研究代表者）
• 教員のいじめ対応効力感を高めるための支援プログラムの開発及び効果検証（研究代表者）
• 教師・スクールカウンセラー向け「LGBTQいじめ予防プログラム」の開発と効果検証（研究分担者）
• 高校におけるグローバル教育の効果検証―プログラム間の比較と中長期的効果の検討（研究分担者）

担当授業

• グループプロセス
• 学校心理学

最近指導した修士論文のタイトル

• 小学校教員の特別支援教育学習動機と学校組織風土が特別支援教育に対する意識・行動に及ぼす影響
• 焚き火による心理的ストレス軽減効果の検証――注意回復理論に着目して――
• タスク重要性の認知がデイサービス介護職員の職務満足に及ぼす影響―関係性に基づく職務設計に焦点をあてて―
• 就労移行期における発達障がい者の労働価値観の探索および「困り感」を規定因とする諸要因との関係に関する研究―障がい者雇用の質の向上に向けた一助として―

これまでに指導した修士論文のタイトル

• 刑務官の職業性ストレスがワークモチベーションに及ぼす影響について-自助資源・援助資源を介して-
• 小学校教師の知的障害児に対する関わりに影響を与える要因
• 不登校経験者のソーシャル・サポートがキャリア形成に与える影響
• キャリアカウンセリングにおける大学生の主観的体験
• 非行の子どもと向き合う親の体験プロセス
• 異性の親との関係性が大学生の自己概念とキャリア発達に与える影響について―異性の親との共行動と心理的距離に注目して―

指導中およびこれまでに指導した博士論文のタイトル

• ケースマネジメントを促進する校内マネジメントに関する研究
• 発達障害児に対する就学移行支援：学校適応と協働に向けた課題と支援
• スクールカウンセラーによる移行期支援に関する研究

主な著書（抜粋）

• 「いじめ予防スキルアップガイドーエビデンスに基づく安心・安全な学校づくりの実践」金子書房，2021
• 「小学生のためのソーシャルスキル・トレーニング―スマホ時代に必要な人間関係の技術」明治図書，2019
• 「子ども個人と環境に注目した生態学的アセスメント」チーム学校での効果的な援助－学校心理学の最前線 ナカニシヤ出版，2018
• 「学校心理学からの進め方」「うまくいくチーム連携」生徒指導と教育相談 北樹出版，2018
• 「事例別　病気，けが，緊急事態と危機管理　Vol.1，Vol2」 少年写真新聞社，2017
• 「学校教育と心理教育的援助サービスの創造」 学文社，2014
• 「世界の学校心理学事典」明石書店，2013

学生へのメッセージ

学校には先生方の創意工夫でなされている良い実践がたくさんあります。
それらを目に見える形（研究）にして、情報発信し、蓄積していくことが、子どもへの援助サービスの充実にとっても、先生方の燃え尽きを防止するためにも大切だと思っています。
ぜひ楽しくご一緒に研究していけたらと思います。